最前線導入レポート:日本ライフライン株式会社 様

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医療機器メーカーの悩みを解決する
「ローナー支援サービス」

「緊急手術」などへの不可欠な対応と
「在庫削減」などの経営課題を同時に解決

1981年に設立された日本ライフライン株式会社様は、EPカテーテル、バルーンカテーテルなどを自社生産するほか、心臓弁膜症の治療に必要となる生体弁・機械弁、ペースメーカーなどを取り扱う大手医療機器メーカー。全国300カ所の代理店を通じて医療機関に製品を提供している。

患者様の生命に関わる医療機器を提供するという仕事上、在庫を切らすことなく、できるだけ早く届けることが使命である。だが、その一方で、高額な医療機器の在庫を多く抱えることは、経営における大きな課題となっていた。

そこで、ヤマトグループが提供するローナー支援サービスを活用し、“トータル在庫を圧縮しながら緊急の要請にも対応する”という、難しいソリューションを実現した。その事例を紹介する。

改善前(イメージ図)
改善後(イメージ図)


【課題】 
緊急手術にも対応するため、営業所にも在庫。その結果、トータル流通在庫は増加傾向に

緊急手術などに対応するため、医療機関に近い営業所にも一定の在庫を確保する必要があり、在庫分散による、トータル在庫量の増大が経営の課題となっていた。

製品が高額であるのに加え、患者様の身体の大きさに合わせ多くのサイズバリエーションが必要となるため、アイテムが膨大な数に及んでいる。

手術に合わせて、事前に複数の機器をあらかじめ届け、術後に使われなかったものを返却する“オペ貸し”というしくみもあるため、製品回転率が上がらないことも課題となっていた。

近年、自社生産の拡大や販売急増により物量が増大していた。

従来、自前で物流センターを運営していたため、運送会社の配送拠点との間で拠点間輸送が発生。その結果、配送リードタイムの延長につながっていた。


【ソリューション】 
物流業務をヤマトグループにすべてアウトソーシングし、物流拠点も羽田クロノゲートに移管

ソリューションのご紹介 
ローナー支援サービス 
医療機器や手術工具などの在庫管理から出荷、輸配送、回収、洗浄、メンテナンス(検査)までをワンストップで提供! 
医療用機器を欠品させずに在庫削減し、納期短縮と物流コスト削減を実現
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日本ライフライン様は、医療機器の在庫管理から出荷、輸配送、配送情報管理、機器回収などの課題をトータルで解決する、ヤマトグループの「ローナー支援サービス」に着目した。

千葉県にあった自社運営の物流センターを廃止し、物流拠点をヤマトグループの羽田クロノゲート内に設けたロジスティクスセンターに移管。物流業務をヤマトグループにアウトソーシングした。


【メリット】 
リードタイム短縮と在庫の“見える化”で在庫回転率が向上。アウトソーシングで物流コストも可視化

●羽田クロノゲートへの拠点移管で、集中在庫体制を構築

在庫機能とターミナル機能が一体化した羽田クロノゲート内に、物流拠点を移管して集中在庫する体制を構築したことで、拠点間輸送がなくなり、リードタイム短縮や拠点間輸送コストの削減を実現。

また、リードタイム短縮は、営業所在庫を削減することも可能とした上で、羽田クロノゲート内で包括的な製品在庫の削減を実現した。

●全国の宅急便営業所を活用し、営業マンが緊急品をピックアップ

全国4,000カ所の宅急便営業所を活用して、代理店の営業マンが最寄りの宅急便営業所宛に緊急品発送された製品をピックアップすることで、迅速な対応が可能となった。

●在庫や配送状況の可視化で在庫回転率が向上

在庫や配送状況がリアルタイムに可視化できるようになり、在庫回転率を向上させることが可能になった。

一例として“オペ貸し”において、何がいつ戻ってくるかが分かることで、次の出荷計画に反映できるようになるため、少ない在庫量で効率的に回転させることができるようになった。

●物流コストの「見える化」「変動費化」を実現

物流をアウトソーシングしたことにより、物流コストの「見える化」を実現した。

自社で運営していた時には見えにくかった物流コストが、“コストの切り出し”によって可視化できるようになり、より正確な数値の把握が可能になった。

また、アウトソーシングによって、物流コストを固定費から変動費に移行することができた。


【まとめ】 
ヤマトグループとの連携で、さらなるオペレーション高度化へ

“人の命”に関わる医療機器メーカーには、緊急対応と在庫圧縮という2つの難しい課題を同時に解決することが求められる。

この矛盾する2つのテーマに対する回答となったのが、ヤマトグループが提供する全国ネットワークとローナー支援サービスだった。

日本ライフラインでは今後も、ヤマトグループとの協業によって、さらなる流通在庫の削減などオペレーション体制の高度化を追及していく。

また、日本ライフライン様は現在、羽田クロノゲート内にあるロジスティクスセンターの1カ所で物流を集中管理する体制だが、BCP(事業継続計画)やさらなるサービス向上を図る観点から、将来的には東西2拠点体制の構築についても検討していく。

ただ、一般的に複数の在庫拠点を持つことは、トータル在庫量の増加を招きやすい傾向があるため、在庫が分散しても在庫量が増えないしくみについて、ヤマトグループと検討を重ねていく考えだ。


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