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豊富な実績を活かして、
お客様のメディカル事業を
サポートします。

ヤマトロジスティクス(株) 執行役員
内藤 典靖
(メディカルロジスティクスカンパニープレジデント)
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  • インタビュー:ヤマトロジスティクス(株) 執行役員 内藤 典靖(メディカルロジスティクスカンパニープレジデント)

 いま、日本のメディカル市場に世界からの熱い注目が集まっています。日本のメディカル市場は米国に次ぐ世界第2位の規模があり、今後も高齢化の進行によって市場規模がさらに拡大することが予想されます。このため、日本市場への進出を検討している外資系企業が増えているほか、日本企業でも、食品メーカーや化学品メーカーなど異業種からの参入が増加する傾向にあります。
 しかし、ヒトの生命に関わる医療機器・医薬品の流通には、安全・安心で高品質な物流体制が不可欠なのに加え、厚生労働省をはじめとする各機関への各種申請が必要であり、その作業に膨大な手間や時間がかかることも少なくありません。
 ヤマトグループでは10年以上にわたる経験と実績を持ち、医療流通におけるリーディングカンパニーの物流業務受託を通じ、こうした課題に対する最先端の品質ノウハウを蓄積してきました。

10年を超える実績に基づく、多様なメディカル業界支援メニューを用意しています。

 ヤマトグループがメディカル支援業務を本格的に開始したのは、2006年まで遡ります。それ以前もMRやMSの営業活動をサポートする販促品物流事業などを展開してきましたが、2005年の薬事法改正を受け、より幅広い物流支援を可能にするサービス体制の構築を進めてきました。
 例えば、海外から輸入した医薬品を日本で流通させるために必要な作業を行う「ローカライズ作業」をヤマトグループの物流拠点内で行えるように、責任技術者を雇用し製造業免許(包装・表示・保管)を取得することで、輸入からお届けまでのメディカル物流を高効率で運用しています。実際に運用を行っているA社では、今まで製品の発注からエンドユーザーへのお届けまで7日かかっていた日数を5日に減らすことが可能になりました。
 また、手術器械の貸出しから回収~洗浄~メンテナンス~再貸出しまでをトータルでサポートする「ローナー支援サービス」も提供しています。病院で使用する手術器械は非常に高額のため、メーカーは限られた在庫を高回転で病院へ提供する必要があります。そういったニーズに対応するため、ヤマトグループでは物流拠点内に手術器械の洗浄設備を設け、施設内で洗浄・メンテナンスを行い、貸出しから回収までをトータルで請け負うスキームを構築しました。結果、B社では今まで1週間程度かかっていたリードタイムを最短3日に短縮し、在庫回転率を飛躍的に向上しました。
 この他にも、最近では「治験薬物流」の支援業務を行うなど、メディカル業界における各種物流において豊富な実績を持っています。

参入時の煩雑な業務を代行。
お客様はコア業務に専念できます。

 こうした長年の業務を通じて蓄積してきたノウハウや知見を活かして、2017年から日本のメディカル業界に新規参入を目指す企業様向けに「メディカルフルフィルメントサービス」を開始しました。事業開始に向けた準備作業から参入後の物流オペレーションまでを一括サポートすることで、スピーディな市場参入と効率的な事業運営を実現します。
 医薬品や医療機器を日本国内で流通させるためには、製造業許可証や製品標準書、作業手順書、QMS(品質マネジメントシステム)調査用資料などの各種薬事書類を用意しなければなりません。ヤマトグループでは、こうした一連の書類作成を代行し、当社の製造業許可を使用した薬事申請を行っています。
 また、運用開始後は、国内外の製造工場からの引き取りや輸出入手配、通関、品質検査、保管・出荷、全国配送まで一貫したロジスティクスを提供し、お客様の円滑なサプライチェーンを強力にサポートします。さらに、ERP(基幹業務システム)構築や受注コールセンター業務、決済機能なども業務領域としてカバーしており、請求書の発行や入金管理もトータルでお任せいただけます。
 M&Aや現地法人の開設などで日本市場に進出する外資系企業の場合、スタートアップ時のスタッフ数は限られ、立上げに関わる膨大な業務量を少人数で担う事もあります。これらの煩雑な業務を一括アウトソーシングすることで、お客様は営業やマーケティングといったコア業務に集中することができます。また、M&A時にはTSA(Transition Service Agreementの略、売り手・買い手間の事業分離直後における移行期間のサービス提供契約)にも対応することができます。
 実際に2017年に外資系企業のC社と業務提携し、日本国内で新たに販売する製品の提供において、基幹システムの導入から輸入通関、国内物流、請求処理までの全てのプロセスをヤマトグループがサポートしています。

お客様 国際輸送
基幹システム
  • 通関
  • 製造
  • 受注
  • ロジ
  • 配送
  • 決済
代理店 医療機関

国内外のスピードネットワークが、キャッシュフロー改善にも寄与

 関東、中部、関西に開設した3つのゲートウェイを活用した東名阪のスピード輸送により、医療機器・医薬品メーカーのサプライチェーンを高度化させます。スピーディな配送によって、高額なメディカル製品の在庫回転率を上げ、流通在庫を最適化し、確実にお届けすることが可能になり、キャッシュフロー改善にも貢献できます。さらに、総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」をはじめとする羽田エリアの拠点を活用すれば、国内航空便ネットワークの活用により、夕方締めの受注でも翌日午前には全国へ配達することが可能になります(一部地域除く)。
 一方、生産拠点を海外に持つ企業の場合は、ヤマトグループの国内外のネットワークを活かしてサプライチェーン全体をトータルサポートします。
 例えば、米国など海外工場からの出荷、輸配送、日本への輸入手続きおよび通関、そして日本国内のラストワンマイルの配達までワンストップで対応可能です。当社の海外現地法人とも連携し、スピーディかつ確実なスケジュールで日本市場への参入をサポートします。さらに、今後の市場拡大が見込まれるアジアへの進出の場合でも、お客様の事業展開を強力に支援していきます。

高い品質が求められるメディカル物流でも、
ヤマトグループは信頼を得ています。

 メディカル製品の取扱いには高いサービス品質が求められることは言うまでもありません。私たちは、カンパニー内に「品質管理課」を設けるなど、より高度なQMS構築にも取り組んでいます。また、日本の医療現場における様々な商慣習も熟知しており、豊富な知見から最適な流通システムを選び、提案することができます。
 高齢化が進む日本では社会保障費の増大が大きな課題となっており、医療機器・医薬品分野でもサプライチェーンにおけるコスト抑制が急務となっています。ヤマトグループではグループの総合力によってメディカル関連業務を一気通貫で提供し、流通のスピードアップとコストダウンに貢献します。
 今後は、普及の兆しが見える再生医療や在宅治療などの新たな動きにも目を向けながら、常に最適なソリューションをご用意してお客様のメディカル事業の成長をサポートしていきます。